童謡・唱歌と情景写真なら

青い眼の人形

   作詞 : 野口雨情 / 作曲 : 本居長世

長崎県長崎市

 

青い眼をした お人形は                               
アメリカ生まれの セルロイド

 

日本の港へ ついたとき  
一杯涙を うかべてた
「わたしは言葉が わからない
迷子になったら なんとしょう」

 

やさしい日本の 嬢ちゃんよ
仲よく遊んで やっとくれ
仲よく遊んで やっとくれ
             (大正10年)

 

 
  ピアノ伴奏

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仰げば尊し

   文部省唱歌      

茨城県水戸市

(あお)げば尊(とうと)し わが師の恩
教えの庭にも はや幾年(いくとせ)
思えばいと疾(と)し この年月
今こそ別れめ いざさらば

 

互いに睦(むつ)みし 日ごろの恩
別るる後にも やよ忘るな
身を立て名をあげ やよ励(はげ)めよ
今こそ別れめ いざさらば

 

朝夕(あさゆう)(な)れにし 学びの窓
(ほたる)のともしび つむ白雪
忘るる間(ま)ぞなき ゆく年月
今こそ別れめ いざさらば
              (明治17年)

 

 
  ピアノ伴奏

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青葉の笛

   作詞 : 大和田建樹 / 作曲 : 田村虎蔵

宮城県松島町

一の谷の 軍(いくさ)(やぶ)
討たれし平家の
公達(きんだち)あわれ
(あかつき)寒き 
須磨(すま)の嵐に
聞こえしはこれか 青葉の笛

 

(ふ)くる夜わに 門(かど)をたたき
わが師に託(たく)せし
言の葉あわれ
今わの際(きわ)まで
持ちし箙(えびら)
残れるは「花や 今宵(こよい)」の歌
              (明治39年)

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赤い河の谷間

   アメリカ民謡

米国 カウアイ島

From this valley they say you are going
We will miss your bright eyes and sweet smile
For they say you are taking the sunshine
That has brightened our path for a while.
  Come and sit by my side if you love me
  Do not hasten to bid me adieu
  But remember the Red River Valley
  And the girl who loved you so true.

 

Won't you think of the valley you're leaving
Oh how lonely, how sad it will be?
Oh think of the fond heart you're breaking
And the grief you are causing to me.
  As you go to your home by the ocean
  May you never forget those sweet hours
  That we spent in the Red River Valley
  And the love we exchanged mid the flowers.

 

 
  ピアノ伴奏

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赤い靴

   作詞 : 野口雨情 / 作曲 : 本居長世

神奈川県横浜市

赤い靴(くつ) はいてた 女の子
異人(いじん)さんに つれられて 
行っちゃった

 

横浜の はとばから 船に乗って
異人さんに つれられて 
行っちゃった

 

今では 青い目に なっちゃって
異人さんのお国に いるんだろう

 

赤い靴 見るたび 考える
異人さんに あうたび 考える
               (大正10年)

 

 
  ピアノ伴奏

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赤い鳥小鳥

   作詞 : 北原白秋 / 作曲 : 成田為三

福島県二本松市

赤い鳥 小鳥
なぜなぜ 赤い
赤い実を 食べた

 

白い鳥 小鳥
なぜなぜ 白い
白い実を 食べた

 

青い鳥 小鳥
なぜなぜ 青い
青い実を 食べた
           (大正9年)

 

 
  ピアノ伴奏

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赤い帽子白い帽子

   作詞 : 武内俊子 / 作曲 : 河村光陽

北海道中富良野町

赤い帽子 白い帽子 仲よしさん
いつも通るよ 女の子
ランドセルしょって お手々をふって
いつも通るよ 仲よしさん

 

赤い帽子 白い帽子 仲よしさん
いつも駆(か)けてく 草の道
おべんとうさげて お手々をくんで
いつも駆けてく 仲よしさん

 

赤い帽子 白い帽子 仲よしさん
いつも楽しい 笑い声
おひより小道 かげぼうしふんで
いつも楽しい 仲よしさん
               (昭和12年)

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赤とんぼ

   作詞 : 三木露風 / 作曲 : 山田耕筰 

山形県遊佐町

 夕やけ小やけの 赤とんぼ
 負われて見たのは いつの日か

 

 山の畑の 桑の実を
 小かごに摘んだは まぼろしか

 

 十五でねえやは 嫁にいき
 お里のたよりも 絶えはてた

 

 夕やけ小やけの 赤とんぼ
 とまっているよ 竿(さお)の先                                                           
               (昭和2年)

 

 
  ピアノ伴奏

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秋の月

   作詞 : 滝廉太郎 / 作曲 : 滝廉太郎

東京都西東京市

光はいつも かわらぬものを
ことさら秋の 月の影は

 

などか人に 物思わする
などか人に 物思わする

 

ああ 啼(な)く虫も おなじ心か
ああ 啼く虫も おなじ心か
声の 悲(かな)しき
            (明治33年)

 

 

 

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秋の夜半

   作詞 : 佐々木信綱 / 作曲 : ウェーバー

北海道美瑛町

 秋の夜半(よわ)の み空すみて
 月のひかり 清く白く
 雁(かり)の群れの 近く来るよ
 一つ二つ 五つ七つ

 

 家をはなれ 国を出でて
 ひとり遠く 学ぶわが身
 親を思う 思いしげし
 雁の声に 月の影に
             (明治43年)

 

 

 

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