童謡・唱歌と情景写真なら

うさぎ

   わらべうた

京都府京都市

うさぎ うさぎ
なにみて
はねる
十五夜
お月さま
見て はねる

 

 

 

 

 
  ピアノ伴奏

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うさぎとかめ

   作詞 : 石原和三郎 / 作曲 : 納所弁次郎

東京都小金井市

もしもしかめよ かめさんよ
世界のうちに お前ほど
(あゆ)みの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか

 

なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら お前と かけくらべ
むこうの お山の ふもとまで
どちらが先に かけつくか

 

どんなにかめが いそいでも
どうせ晩(ばん)まで かかるだろう
ここらで ちょっと ひとねむり
グーグーグーグー グーグーグー

 

これは寝(ね)すぎた しくじった
ピョンピョンピョンピョン ピョンピョンピョン
あんまり遅(おそ)い うさぎさん
さっきの自慢(じまん)は どうしたの
               (明治34年)

 

 
  ピアノ伴奏

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うさぎのダンス

   作詞 : 野口雨情 / 作曲 : 中山晋平

 

ソソラ ソラ ソラ うさぎのダンス
タラッタ ラッタ ラッタ
ラッタ ラッタ ラッタ
あしで けりけり
ピョッコ ピョッコ 踊る
耳にはちまき ラッタ ラッタ
ラッタ ラ

 

ソソラ ソラ ソラ かわいいダンス
タラッタ ラッタ ラッタ
ラッタ ラッタ ラッタ
とんで はねはね
ピョッコ ピョッコ 踊る
あしに赤ぐつ ラッタ ラッタ
ラッタ ラ
               (大正13年)

 

 
  ピアノ伴奏

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牛若丸

   文部省唱歌

山形県鶴岡市

京の五条の 橋の上
(だい)の男の 弁慶(べんけい)
長いなぎなた ふりあげて
牛若めがけて 切りかかる

 

牛若丸は 飛びのいて
持った扇(おうぎ)を 投げつけて
来い来い来いと らんかんの
上へあがって 手をたたく

 

前やうしろや みぎひだり
ここと思えば またあちら
つばめのような 早わざに
(おに)の弁慶 あやまった
              (明治44年)

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   文部省唱歌

岩手県大船渡市

松原遠く 消ゆるところ
白帆(しらほ)の影は 浮かぶ
干網(ほしあみ)浜に 高くして
かもめは低く 波に飛ぶ
見よ 昼の海 
見よ 昼の海

 

島山 闇(やみ)に 著(しる)きあたり
漁火(いさりび) 光淡(あわ)
寄る波 岸に 緩(ゆる)くして
浦風(うらかぜ)(かろ)く 沙(いさご)吹く
見よ 夜の海
見よ 夜の海
               (大正2年)

 

 
  ピアノ伴奏

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浦島太郎

   文部省唱歌

北海道千歳市

むかしむかし 浦島(うらしま)
助けた亀(かめ)に 連れられて
龍宮城(りゅうぐうじょう)へ 来て見れば
絵にもかけない 美しさ

 

乙姫(おとひめ)様の ご馳走(ちそう)
(たい)やひらめの 舞おどり
ただ珍(めずら)しく おもしろく
月日のたつのも 夢の中

 

遊びにあきて 気がついて
おいとまごいも そこそこに
帰る途中の 楽しみは
土産(みやげ)にもらった 玉手箱(たまてばこ)

 

帰って見れば こは如何(いか)
もといた家も 村もなく
道に行きあう 人々は
顔も知らない 者ばかり

 

心細さに 蓋(ふた)取れば
開けてくやしき 玉手箱
中からぱっと 白煙(しろけむり)
たちまち太郎は おじいさん
               (明治44年)

 

 
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江戸子守歌

   日本古謡

群馬県沼田市

 

ねんねん ころりよ おころりよ
ぼうやは 良い子だ 
ねんねしな

 

ぼうやの おもりは どこへいった
あの山 越えて 
里へいった

 

里のみやげに なにもろた
でんでん たいこに
しょうの笛(ふえ)

 

ねんねん おねむの 良いお子よ
夢のお里で 
おねねしな

 

 
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